馳 星周さん

September 19, 2017

 

実業之日本社から出ているGARVYというアウトドア雑誌の仕事で、作家の馳星周さんを撮った。

 

待ち合わせ場所は軽井沢駅の改札、そこでもうかなり以前から軽井沢に住んでいる馳さんと合流し、彼の車で峠の茶屋まで乗せて行ってもらい、あとは山道(というかまあ遊歩道)を40分、小浅間山の山頂まで歩いた。

撮影前、スタッフが登山用に水やチョコレートをコンビニで買っている最中、数分だけご本人とお話しさせてもらった。

 

「なんで軽井沢だったんですか?」

馳さんはもうかなり以前に東京から軽井沢に引っ越してきた。

「飼っていた犬が病気になってね、もうあまり長くないよ、って獣医さんに言われてさ。じゃあ最後は気持ちのいいところで遊ばせてやろうと思って、こっちの方に連れてきたんだ。そしたらね、急に元気を取り戻してそこから6ヶ月も生きたんだよ。だから、犬たちのためにこっちに来たんだ」

 

馳さんの最新刊は北海道を舞台にした「神の涙」。かつて人間と社会の裏側をとことん描き切った彼が、新たに描き始めたのは許しと救いの世界。ちょっとホッとするし、これからすごく楽しみでもある。

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