BEPPU

February 6, 2018

 

先週はサンウルブズの撮影で大分県の別府にいた。

別府といえば、地獄めぐり、高崎山のサル、それから楽天地(今はラクテンチと表記されている)のアヒルの競争である。

今はどうだか知らないけれど、昔僕の田舎では別府は小学校の修学旅行先になっていて、子供達は必ず観光バスで地獄を巡らされ、高崎山のサルに飛びかかられ、アヒルの競争で有り金全部すらされたものだった。

 

 

取材を楽しみながら温泉も楽しむ。これもカメラマンという職業に時々訪れる幸運である。

今回の宿泊先は鉄輪温泉街(これで、かなわ、とよむ)にある古い温泉ホテルにした。

ホテル周辺には小さな温泉がいくつもあって、地元の人は基本タダ、ビジターは100円を払ってお湯に浸かる。

中には「とても貴重なお湯なので基本的にかけ湯だけ、それ以外は湯船からお湯を汲み出さないでください」と書いてあるような温泉もある。

 

引き戸を開けると、すぐそこに脱衣場があり、その奥には朝の光の中で静かに輝く小さな湯船。

見知らぬもの同士が素っ裸で同じ湯の中にじっと座り続ける。温泉文化のある国は地球上にいくつかあるが、こんな風に生活と温泉が寄り添いあっている国はたぶん日本だけだろう。

 

もう一度別府に戻って、一週間くらい温泉三昧の時間を過ごそうかな、と真剣に考えていたら、

なぜか来週からいきなりメキシコに行くことになった。

 

まあそんなもんだ。

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