オープニング映像

June 26, 2018

 

W杯が開幕して一週間と数日が経った。

 

開幕直前までかなりダメダメだった日本代表は、初戦でいきなりコロンビアに勝ち、二戦目のセネガル戦を引き分けた。この流れで行くと、日本はたぶん決勝ラウンドに進むことになる。

 

日本代表が勝つことにはなんの文句もない。ないけれど、正直ちょっと困惑させられる。

 

あくまでもこれは個人的な考え方だ。

僕は「良い結果は良い仕事の積み重ねの延長線上にある」と確信している。

(もしくはそうあるべきだと信じたい)

 

なので、この数年間やってきたことを大会2ヶ月前にいきなりひっくり返しても、ベスト16進出という結果を導き出せることが、果たして本当に喜ばしいことなのかどうかわからない。困惑すると書いたのは、そういう意味だ。

正直な意見を述べると、そこには特に深い哲学も思想もなく、ただ刹那的な判断と運が存在しているだけのようにも思う。

サッカーは結局勝ってなんぼ・・・そうだろうか?

そういう人もいるだろうが、僕は「勝てさえすればいい」とは思わない。思えない。

 

まあそんなことはどうでもいいか。

 

そうだ。書くのを忘れていた。

 

今NHKのW杯中継オープニング映像で自分が撮った写真が使われている。

 

ロシアには行かなかったが、今回はそういう形でW杯に参加することになった。

 

サッカーを好きになったのはちょっと遅くて中学二年生の時だ。

それからまずスーパースターになることに憧れ、次に外国でプロサッカー選手になることに憧れ、でも全然そんなことは夢のまた夢で、じゃあせめて地元の工業高校に進学してサッカーをやろうと思っていたら、担任の先生に「お前、今の成績だと工業にも行けんぞ」とダメ出しをくらい、本気で勉強したら意外にも地元の進学校に入学してしまい、大学はスペイン語学科に進み、その後適当に時間を潰していたらいつのまにかカメラマンになり現在に至っている。

 

でもまさか自分の写真がW杯中継のオープニング映像になる日が来るとは、夢にも思っていなかった。

 

ちゃんとこの30年ほど良い写真を積み重ねてきた結果だと、素直に喜びたい。

 

あと、ささやかながら大会中はこんなコラムもやっている。よかったらどうぞ。

 

https://www.nhk.or.jp/sports-story/detail/20180626_2900.html

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